Ｃｈａｐｔｅｒ４． 拡張関数

４.１ グラフィックス関数

関数名

Ｇ＠ＣＨＲＳＡＶＥ

機能

キャラクターパターンを画像ファイルとして出力する。

書式

G@CHRSAVE(SN,"ファイル名"［,"暗号コード"，ファイル種別］)

《パラメーター》

SN	int。キャラクターを含むサーフェス番号。
"ファイル名"	char。出力先の画像ファイル名。
"暗号コード"	char。暗号化コード：最大８文字の文字列。省略時は未暗号
ファイル種別	int。出力する画像ファイルの種類を指定する。省略時は０で出力する。 ０：「.bmp」 １：「.jpg」 ２：「.tga」 ３：「.png」 ４：「.dds」 ５：「.ppm」 ６：「.dib」 ７：「.hdr」 ８：「.pfm」

解説

キャラクターパターンを画像ファイルとして出力する。
画像は、G@CHRSAVE 関数で暗号化して出力し、逆に G@CHRLOAD 関数で暗号化した画像を元に戻して読み込む事ができる。暗号化する事で出力した画像を他人に見られる事を防げる。暗号化には、最大８文字のコードを付ける事ができ、同じコードで読み込む事で暗号化する前の画像を得られる。コードは、最大 256 の 8乗倍（0 が 19個ならぶ程大きな数字）のパターンを持っているので、コードを知らずに画像を見る事は困難である。

用例

ファイル「c:\donuts.bmp」に画面を出力する。

CH = G@SETUP( 640 , 480 , 8 , 0 )
  …
G@CHRSAVE( CH , "c:\donuts.bmp" , "", 0)

ファイル「c:\donuts.bmp」を暗号コード「test」で書き込み、直ぐ読み込む。

G@CHRSAVE( CH , "c:\donuts.bmp" , "test" )
CH = G@CHRLOAD( "c:\donuts.bmp" , "test" )