Ｃｈａｐｔｅｒ４． 拡張関数

４.６　3Dグラフィックス関数

関数名

Ｇ３＠ＷＴＭＥＳＨＳＥＴＴＥＸＷＲＡＰＴＹＰＥ

機能

テクスチャを貼り付けるタイプを設定する。

書式

G3@WTMESHSETTEXWRAPTYPE(Mesh,Type［,Frm］)

《パラメーター》

Mesh	int。ラップテクスチャメッシュ番号。
Type	int。テクスチャを貼り付けるタイプ。 0 ：平面ラップ 1 ：円柱ラップ 2 ：球体ラップ 3 ：金属質ラップ
Frm	int。メッシュが属するフレーム番号。 　Typeに金属質ラップを選んだ場合に指定する。

解説

ラップ･タイプには、次の４種類用意されている。

ラップ･タイプ	説明
平面ラップ	上下左右前後から平行にテクスチャを貼り付ける。 　例えば映写機の前を横切った人に映写機から投影される画像が写るようなもの。
円柱ラップ	メッシュを囲むようにテクスチャを円筒にして同メッシュに貼り付ける。
球体ラップ	メッシュを囲むようにテクスチャを球形にして同メッシュに貼り付ける。 　このラップでは、Z軸上に歪みが生じる事に注意すること。
金属質ラップ	メッシュをあたかも金属的な質感を与えるようにテクスチャを貼り付ける。 　金属の物体には周りの風景が映り込む事で金属らしく見えるのであるが、金属質ラップは、これを擬似的に実現する。 　他のラップと大きく異なる所は、テクスチャがカメラから見る方向に貼り付けられる所である。 　但し、金属らしく見えるかどうかは使い方しだいである。

用例

テクスチャを球面で貼り付ける。

MS = G3@MESHLOAD("C:\CUBE.X")
TX = G3@TEXTURELOAD("C:\TEX.BMP")
G3@MESHSETTEX( MS , TX )
WM = G3@WTMESHMAKE( MS )
G3@WTMESHSETTEXWRAPTYPE( WM , 2 , 0 )