Chapter4. 拡張関数


4.1 グラフィックス関数

関数名
G@FONT
機能
G@PRINT で描画する文字列の文字フォントを指定します。
書式
G@FONT(Height,Width,Type,CharSet,CharName)
《パラメーター》
Heightint。フォントの高さ。単位は¶dot。0〜16384。マイナス符号は無視されて絶対値が利用される。
省略値:¶16。
0:適切なデフォルトのサイズが使われる。¶16?
>0:デバイス単位に変換され、利用できるフォントのセルの高さに合わせられます。
 引数Height の絶対値は、デバイス単位に変換後 16,384 を超えてはいけません。高さを比較するときは、フォント マッパは常に、要求サイズを超えない最大サイズのフォントを探します。すべてのフォントが大きすぎる時は、その中で一番小さなサイズのフォントを探す。
Widthint。フォント内の文字の平均の幅を(論理単位で)指定する。
 Width が 0 の時は、デバイスの縦横比は、利用できるフォントの整数化された縦横比に合わせられ、その両者の差の絶対値が最も近いフォントを探す。
 ¶ちゃんと動作しないようだが…?。
Typeint。フォントに修飾を付ける。省略値:¶0(修飾なし)。
 指定したい内容の数字を合計して指定する。¶つまりビット指定。
イタリック:+1
下線を引く:+2
取り消し線を引く:+4
CharSetint。フォントの文字セットを指定する。省略値:¶0。
0
:ANSI_CHARSET
1
:DEFAULT_CHARSET
2
:SYMBOL_CHARSET
3
:SHIFTJIS_CHARSET
4
:OEM_CHARSET
CharNamechar。フォント名を指定する。
解説
フォント名は、大文字/小文字の区別がある。正しい名前で指定しなければならない。
例:MS 明朝MS P明朝MS ゴシックMS PゴシックMS UI Gothic、…。
 正式な名前は、ワープロなどで指定するフォント名を参照。
用例
画像 CH1 の (10,20) 座標にサイズ 12、イタリック、MS 明朝で「TEST」を描画する。
CH1 = G@SETUP( 640 , 480 , 16 , 1 )
G@COLOR( 0 , 255 , 255 )
G@FONT( 64 , 0 , 0 , 3 , "MS 明朝" )
G@PRINT( CH1 , 10 , 20 , "TEST" )
G@FLIP( )