010 画像の半透明化と色成分の指定

画像を半透明で描画したり、画像の色成分を変更して描画することができます。

読み込んだビットマップ画像を描画させてみます。
下のビットマップ(縦横256ドット)を読み込んで


下のように左上の画像は50%半透明に、右下は赤色成分を50%に下げて描画させます。


もっとも簡単なプログラムは以下のようになります。

サンプルプログラム「2d 010」

CH = G@SETUP(640, 480, 16, 1)
B1 = G@CHRLOAD("DATA1.BMP")
B2 = G@CHRLOAD("BACK.BMP")
LOOP
 G@CHRCLEAR(CH)
 G@CHRRECT(CH, 0, 0)
 G@CHRCOPYF(B2, CH)

 //半透明
 G@CHRCOLORA( B1, 255 , 255 , 255 , 128 )
 G@CHRRECT(CH, 0, 0)
 G@CHRCOPYF(B1, CH)

 //赤成分を半減
 G@CHRCOLORA( B1, 128 , 255 , 255 , 255 )
 G@CHRRECT(CH, 384, 224)
 G@CHRCOPYF(B1, CH)

 G@FLIP()
ENDLOOP

赤字の関数で半透明と色成分を指示します。G@CHRCOLORA関数の第1引数で色成分を変更する画像を指定します。第2〜4引数で色成分(赤、緑、青)の割合を指定し、第5引数で透明の度合いを指定します。それぞれ0(最低)〜255(最大)として指定します。